基本、人間は変化する。
環境や状況で、意思決定も変われば、思考も変化する。
それは普通のことだ。
ただ、「戻れる」位置があるのと、環境や状況に押し流されて、自分の座標を見失うことでは大きな差がある。
戻れる位置は、一つでなくもいい。「家庭」や「友人」や「趣味」なんでもいい。
「変わらない」何かがあるからこそ大胆に「変われる」のだ。
「戻れる位置」は自分の「スタートライン」だ。
スタートラインはゼロであって、決してマイナスではない。
どんな失敗をしても必ずゼロに戻してくれる。
だからこそ「戻れる位置」を持っておくことをお勧めする。
そして、「自分」という存在が「誰か」にとっての「戻れる位置」であれば、これほど幸せなことはないだろう。
そのために、なる限り努力をしたいと私は思う。
小説であれ、舞台であれ、研修であれ、
「誰か」が「戻れる位置」だと思ってもらえるものでありたい。
それが人生の目標かもしれないなと最近、思う。
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