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新作について。

今年、最後の新作となった新書「小説 人望とは何か?」。だいぶ書店での展開が増えてきました。さっくり読めて、なおかつ学びのある作品として書き上げました。





文字数も8万字と、大長編になりがちな私の作品ではかなりシンプルです。ただ、つくりとしては物語と解説が交互にくるという新書としては斬新なものです。私は普段、企業研修お講師としての仕事もしていますが、そこでよく歴史の話と組織で起こる実際のジレンマを解説することが多く、研修をやっているような感覚で書き上げました。


この手のものがどれくらい受け入れてもらえるかはわかりませんが、チャレンジをさせていただいたPHP新書さんには感謝です。


「もしも徳川家康が総理大臣になったら」がベストセラーになり、同じような作品を求められることが多く、正直うんざりしていたので、こういうチャレンジができたことは自分にとっても刺激になりました。


作家というのは、売れてなんぼのところもあるので、売れたものを求められるのは仕方ないことですが、シリーズもの以外は、最初のものを超えるのは難しいものです。私の場合は、歴史×現代というのが、持ち味なので、こういう形のものを増やしていければと思います。


来年は、多くて3冊、できれば2冊くらい新作を出したいと考えていますが、まずはこの「小説 人望とは何か?」を多くの方に手にとってほしいと願っています。





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